複数のイベントやプロジェクトが行われるフェスティバル型の取り組みや、開場時間等が異なる回遊型の展覧会等は、来場者の視点から考えると自身がどのように体験できるのか分かりにくくなりがちです。
主催者としてはとにかくまずポスター・チラシ・ウェブサイト等を用いて概要を紹介する。詳細はウェブサイトで、あるいは来場後にそれぞれで確認・検討して自由に楽しんで欲しい。来場者からすると、自身の興味に合うものがどれくらいあるのか、所要時間等が分からない中で、スケジュールを確保して足を運ばなければいけない。そうなると、案内所やそれに代わる受付機能等をどのように担保できるのかが重要になってきます。
これらを意識した上で周知活動を行い、会場では基本的な案内だけではなく、おすすめのパターンや、その日の状況に応じた情報提供ができるようにしておくこと。ウェブサイト上でも、それに代わる情報やまずどこに行けばいいのかを分かりやすく掲載すること等が有効です。ガイドブックやマップの発行等もおすすめです。