このサイトについて

「アートと都市と公共空間」は、都市の公共空間において芸術を含む環境づくりを実践したいとき、実務者の玄関となるメディアです。主に行政や企業といった公共空間を所有・運営・管理されている方、それを計画や研究等で支援される方、アーティストやアートマネージャーといった現場実務される方を対象とし、サイトを通じた情報交換を通じて、行政等の窓口や専門家の見える化をすることで、地域の公共空間におけるアート導入の促進を目指します。

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プロジェクトスタディ

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行政や企業の施策や制度を中心に芸術と公共空間に関する全国都市部の先駆的事例を紹介。一定の成果が上がっているもの、またはこれから必要と予測される知識を実務者や研究者の視点でまとめています。

プロジェクトスタディ 広場 文化施設 道路 中間団体

札幌都心のエリアマネジメントとThink School

 Think Schoolは、札幌駅前通まちづくり株式会社(以下、札幌駅前まち会社)による、アートとまちづくりを掛け合わせたプログラムである。本記事では、全国でも先駆的なこのスクールについて、カリキュラムの意図や、類似事

プロジェクトスタディ 広場 文化施設 個人 行政

サードプレイスとしての八戸市美術館とアートプログラム

 近年の美術館建築を見ると、無料で入場でき滞在もできる空間を広く設ける美術館が増加している。2004年に開館した美術館と交流館をミックスした金沢21世紀美術館は、その先駆的存在である。円型の美術館の外縁部を通り抜けること

プロジェクトスタディ 屋外広告物 中間団体 企業 行政

壁画と屋外広告物条例および景観条例(大阪、神戸、天王洲)

事例1:大阪市「Dotonbori Art Street」@とんぼりリバーウォーク、「淀壁YODOKABE」@淀川区 事例2:神戸市「Kobe Mural Art Project」@神戸市役所2号館 事例3:東京都「TE

プロジェクトスタディ 公開空地 建物内 企業 行政

建築計画インセンティブにおける作品や文化施設の設置

この記事では、横浜市において、都市計画法や建築基準法を基にした制度(条例や要綱を含む)を活用して、アート作品やアート拠点を設置している事例について解説する。

プロジェクトスタディ 評価 研究者

芸術活動が都市に与える影響の見える化

1. スマートシティの技術を用いて「見える化」する アートとまちづくりが融合した取り組みは増えてきているように思う。筆者が松山アーバンデザインセンターというまちづくり組織に所属していた際、松山ブンカ・ラボというアートの活

プロジェクトスタディ 広場 道路 中間団体 企業 行政

Placeとアートのよき関係についての思案はじめ

マチニワ

1. Placeとアートの関係 近年、中心市街地において生身の人間が出歩く、つまり歩行者の数を増やすことが、都市計画の潮流となりつつある。それは、自動車依存型の都市構造を改編し、歩きやすく!歩いて楽しい!都市空間を実現す


コラム

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識者がプロジェクトスタディやキーワードと異なる視点で「アートと都市と公共空間」のテーマに沿って寄稿するコーナー。海外の事例紹介や実験的な取り組み、問題提起などを掲載します。

ルールメイキングが生み出す新しい文化圏

文化の価値を可視化する 温室効果ガスは、商品の原材料調達から廃棄、リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出され、地球環境に大きな影響を与えるとされるが、我々は直接それらを知覚することができない。「Carbon

公共空間とアート―オープンな公共空間をめざして

公共R不動産は、「公共空間をオープンに。"パブリック"をアップデートするメディア」として、遊休化した公共空間の情報を全国から集め、それを買いたい、借りたい、使いたい企業や市民とマッチングするウェブサイトとして2015年にスタートした。

コラム

まちを豊かにする非効率さ

滞在中

「都市とアート」というテーマだとつい視野が広がってしまう気がしているので、もう少し実感を伴って語れることから始めたいなと思って色々と言葉を探っていたのですが、いかんせんこのコラムを書いているのは関西地方の山間部の町の古民


キーワード

芸術を公共空間で実施する際、現場で必要となる知識を運営者の視点で紹介。一つのアートプロジェクトを実施する際、場の管理者、主催者、関係者が、具体的にどのように許認可やコミュニケーションを取っているのか。TIPS(ヒント)のような単語解説集です。

アートと都市と公共空間をつなぐプロジェクトを進めるにあたって必要な実務には、どのようなものがあるでしょうか。予定調和的な結果を求めるのか、アートの創造性やオリジナリティを引き出すことを重視するのか。プロジェクトスタディの例からもわかるように、どのような環境下でどのような表現活動を行うのかによって、その内容は変わります。

まずは企画から制作面での調整、許認可申請等の準備から、実施後の報告や評価・検証まで、プロジェクトの性質に合わせて様々な実務をあらかじめ洗い出しておくこと。それが可能な実施体制をつくり、予算・スケジュールを適正規模に設定しておくことが重要です。

多くのステークホルダーが関わるもの、公共性の高いもの、独自性や実験性の高いものほど予見しにくい不確定要素も多くなり、調整事項は掛け算で増えがちで、リスクマネジメントへの向き合い方が問われるということを心づもりしておく必要もあります。

ここで挙げるキーワードは、そのようなプロジェクトに挑戦する人々と共有しておきたい思想と手法のヒント集です。一般的なチェックリストの作成やマニュアル化が難しい実務の数々ですが、個々に記された内容をそのまま参考にするのではなく、自らのプロジェクトに合わせて取り入れたり、記されていないことを想像するための手がかりにしていただければ幸いです。

許認可申請

美術館・ギャラリー、劇場・ホールなどのように、芸術表現活動に特化した施設等以外の場で活動に取り組む場合、必ずと言っていいほど何ら...

ガイドライン/手引き

公共空間の活用等にあたっては、法規面のチェックや許認可の手続き、地縁団体等との合意形成等がハードルになることが多いため、ガイドラ...

リスクマネジメント

新規性やインパクトのある取り組みを行うことには、必ずリスクが伴います。リスクを完全に排除することは難しくとも、あらかじめ洗い出し...

運営マニュアル

イベントの実施に際して、以下のような項目をまとめた運営マニュアルをあらかじめ制作し、全ての運営スタッフに情報共有を行うことで円滑...

上映・上演(興行)

普段から映画の上映、演劇の公演、音楽の演奏などを行う施設は興行場法(条例)に準拠した「興行場」として整備され、保健所から営業許可...

ツアーパフォーマンス

いわゆるまち歩きをするだけでなく、音楽・演劇・ダンス等の演出をしながら行うツアーパフォーマンスの開催には注意が必要です。
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