プロジェクトスタディ
一覧を見る行政や企業の施策や制度を中心に芸術と公共空間に関する全国都市部の先駆的事例を紹介。一定の成果が上がっているもの、またはこれから必要と予測される知識を実務者や研究者の視点でまとめています。
アートと都市と公共空間-アートの力で社会を開く。
挑戦する実務者のためのメディア
「アートと都市と公共空間」は、都市の公共空間において芸術を含む環境づくりを実践したいとき、実務者の玄関となるメディアです。主に行政や企業といった公共空間を所有・運営・管理されている方、それを計画や研究等で支援される方、アーティストやアートマネージャーといった現場実務される方を対象とし、サイトを通じた情報交換を通じて、行政等の窓口や専門家の見える化をすることで、地域の公共空間におけるアート導入の促進を目指します。
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識者がプロジェクトスタディやキーワードと異なる視点で「アートと都市と公共空間」のテーマに沿って寄稿するコーナー。海外の事例紹介や実験的な取り組み、問題提起などを掲載します。
芸術を公共空間で実施する際、現場で必要となる知識を運営者の視点で紹介。一つのアートプロジェクトを実施する際、場の管理者、主催者、関係者が、具体的にどのように許認可やコミュニケーションを取っているのか。TIPS(ヒント)のような単語解説集です。
アートと都市と公共空間をつなぐプロジェクトを進めるにあたって必要な実務には、どのようなものがあるでしょうか。予定調和的な結果を求めるのか、アートの創造性やオリジナリティを引き出すことを重視するのか。プロジェクトスタディの例からもわかるように、どのような環境下でどのような表現活動を行うのかによって、その内容は変わります。
まずは企画から制作面での調整、許認可申請等の準備から、実施後の報告や評価・検証まで、プロジェクトの性質に合わせて様々な実務をあらかじめ洗い出しておくこと。それが可能な実施体制をつくり、予算・スケジュールを適正規模に設定しておくことが重要です。
多くのステークホルダーが関わるもの、公共性の高いもの、独自性や実験性の高いものほど予見しにくい不確定要素も多くなり、調整事項は掛け算で増えがちで、リスクマネジメントへの向き合い方が問われるということを心づもりしておく必要もあります。
ここで挙げるキーワードは、そのようなプロジェクトに挑戦する人々と共有しておきたい思想と手法のヒント集です。一般的なチェックリストの作成やマニュアル化が難しい実務の数々ですが、個々に記された内容をそのまま参考にするのではなく、自らのプロジェクトに合わせて取り入れたり、記されていないことを想像するための手がかりにしていただければ幸いです。